田中 肇研究室 ソフトマターの物理 東京大学 工学系研究科 物理工学専攻 東京大学 生産技術研究所 基礎系部門
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ガラス転移温度以下での結晶化キネティクス

ガラス転移温度以下での結晶化キネティクス 通常,液体を冷却させるとある温度 (結晶の融点以下) で結晶化が起こる.しかし,結晶化を起こさないように,さらに温度を下げていくと,ガラスと呼ばれる状態になることが知られている.このガラス状態は液体と構造自体はほとんど変わっていないのにもかかわらず,液体に比べて非常に高い粘性を持つ.また,このようなガラス状態へ転移する温度をガラス転移温度と呼ぶ.結晶の成長速度について測定をすると,結晶の融点と液体のガラス転移温度に向かって遅くなる,釣鐘型の温度依存性が現れる.しかし,幾つかの物質ではガラス転移温度以下で結晶の成長速度が予想より数桁も速くなる,とても不思議な現象が発見されている.我々はこの不思議な現象を結晶とガラスの密度の差に由来する現象であると考え,研究を進めている.

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